いーよいーよ。梅雨になると夏の前の良い香りもあるしね。
tone
I spend mixing sounds with the guitar and rain this afternoon.
「今日思うことを、明日も思えるか」と考えるときがある。
考えること常日頃そしてそのための記録。
考えること常日頃そしてそのための記録。
2011年5月29日日曜日
2011年5月23日月曜日
雑記
昨日は倉俣史郎さんの作品を見ながら、「重力からの脱出」について考えた。
倉俣さんの強迫観念であったという「重力」。彼の作品は多くがその「重力」から脱するためのデザイン。
とはいえ彼の作品にはインテリアという時点ですでに「上と下」が存在していて、
それを踏まえての脱出は相当困難なようだった。そのもがいた痕跡といえる作品が静かに展示されていた。
重力からの脱出、その定義を作るとしたらどうなものに行き着くか。
自分の意見を見つけるのも面白かったのだけど、誰かと話しながら定義を創作するのも面白そうだった。
それから
今日は、夜になってから、とても気持ちが落ち着いている。今はこんなことを思っている。
最近、本を読んだり、新しい出会いがあったり、人との親しい距離を感じながら、
誰からも存在を隠さなくていいのだ、と感じることが度々あった。
少なくとも淀みようがないのだ。
なんだ、すごくラフで、自然体で気持ちがいい。
透明人間からの脱出。というか待てよ、透明になりようが…ないね!あれ!新たな展開が幕開けかい。
けどともかく、とてもありがたい。大切にしよう。
繰り返される膨大な妄想のつかの間の休止符に、雑文しか綴れないことがすこし悔しくも、飽和状態。
なんだ一体、この文章。
英語の復習量が増えてきて、夜は昼よりも暗記できる量が少ないので、
その分慎重に。そして眠くなったのでこの日記で目を覚まして、もう一丁やりますか。
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倉俣さんの強迫観念であったという「重力」。彼の作品は多くがその「重力」から脱するためのデザイン。
とはいえ彼の作品にはインテリアという時点ですでに「上と下」が存在していて、
それを踏まえての脱出は相当困難なようだった。そのもがいた痕跡といえる作品が静かに展示されていた。
重力からの脱出、その定義を作るとしたらどうなものに行き着くか。
自分の意見を見つけるのも面白かったのだけど、誰かと話しながら定義を創作するのも面白そうだった。
それから
今日は、夜になってから、とても気持ちが落ち着いている。今はこんなことを思っている。
最近、本を読んだり、新しい出会いがあったり、人との親しい距離を感じながら、
誰からも存在を隠さなくていいのだ、と感じることが度々あった。
少なくとも淀みようがないのだ。
なんだ、すごくラフで、自然体で気持ちがいい。
透明人間からの脱出。というか待てよ、透明になりようが…ないね!あれ!新たな展開が幕開けかい。
けどともかく、とてもありがたい。大切にしよう。
繰り返される膨大な妄想のつかの間の休止符に、雑文しか綴れないことがすこし悔しくも、飽和状態。
なんだ一体、この文章。
英語の復習量が増えてきて、夜は昼よりも暗記できる量が少ないので、
その分慎重に。そして眠くなったのでこの日記で目を覚まして、もう一丁やりますか。
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2011年5月7日土曜日
電車とマダムに起きたこと
夕方17時を過ぎて、一件の振込みを思い出した。
それで会社を出て、近くの商店街に向かった。
その行く途中の踏切で。
まもなく電車がくる。と、その時だった。
対岸の踏切バーの少し左に目をやると、レールの側におばあさんが。
…え。
初見はとても驚いた。「…人!」と。線路スレスレだったから。
というか踏切内だから。
おばあさんだった。おばあさんは、線路に咲いた花を摘んでいた。
(あぁ、花が摘みたかったのか)
両岸の踏切にいた人も皆、そのおばあさんを見つけてやはり驚いていた。
電車は始め、おばあさん側の線路を通過し、続けて反対車線で一本通過した。
本当にひやりとしていた。多分、そこにいた人、ひやりとしていた。
おばあちゃんは線路の横に避けてじっとしていた。ギリギリだった。
通過する電車は続けて汽笛を鳴らした。
ー
おばあさんのところへ行こうと思った。
カンカンカンが鳴り終わって、バーが上がる。
ひとりのおじさんが渡り際に、
「だめだよ!早く出て!おばあちゃん。そんなところ、入っちゃだめだって!早く出て!」
おばあちゃんはぽかんと聞いていた。
踏切を渡って、おばあさんのいる方へ。
「おばあちゃん、こちらへ来れますか」
「…花があるのよ。家から見えるから知ってたのよ。今だって私はちゃんとよけていたのよ。ちゃんと」
「うん、そうですね。でもね、今はあぶないからね。こちらへ来れますか」
「。」
踏切から出てきた。
大声で叫んだおじさんは「線路の中なんだからさ!」
と言って、私と目が会うと去っていった。
おばあさんは目が泳いでいて、落ち着きがなく、しばらく黙っていた。
そして「あんな風に言われたこと、なかったのよ」と言った。
「そうか。きっとおじさんは心配だったんです。ここ、電車が沢山くるからきっと心配なんです」
「私、家から毎日見てるの。だからよく知ってるのよ。いつも花が咲いていて、採れるって知ってるの」
知っている。
私も一年前に同じ花を摘んだ。線路の外からだったけれど。
5分くらいおばあさんと立ち話をしてたら、目がさめたように
「…あなたどちら様?どうしてここに?」と聞かれたので
郵便局へ行きます、おばあさん気をつけて、と言って去った。
おばあさん「ごめんあそばせ」
なんかふわついた、喜怒哀楽どれにもくくれない変な気分。
振込は支店名がわからず不発。
もう不発弾の気分で会社に引き返す。
踏切まで引き返し、おそるおそる線路内を見る。
おばあさんはいない。
よかった。
そうして踏切が上がるのを待っていたら、
向かいの家のベランダから、あのおばあさん。
…あ。
おばあさんは無表情のまま、持っていたバナナを剥いて、
その皮を線路に思い切り投げた。
線路の間に、ぼたり。
…え。
そして、線路を眺めてバナナを食べていた。
目が合ったかどうかの刹那の極みで、私は目をそらして会社へと戻った。
オウ、シュール。それ以外のなんでもね。
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それで会社を出て、近くの商店街に向かった。
その行く途中の踏切で。
まもなく電車がくる。と、その時だった。
対岸の踏切バーの少し左に目をやると、レールの側におばあさんが。
…え。
初見はとても驚いた。「…人!」と。線路スレスレだったから。
というか踏切内だから。
おばあさんだった。おばあさんは、線路に咲いた花を摘んでいた。
(あぁ、花が摘みたかったのか)
両岸の踏切にいた人も皆、そのおばあさんを見つけてやはり驚いていた。
電車は始め、おばあさん側の線路を通過し、続けて反対車線で一本通過した。
本当にひやりとしていた。多分、そこにいた人、ひやりとしていた。
おばあちゃんは線路の横に避けてじっとしていた。ギリギリだった。
通過する電車は続けて汽笛を鳴らした。
ー
おばあさんのところへ行こうと思った。
カンカンカンが鳴り終わって、バーが上がる。
ひとりのおじさんが渡り際に、
「だめだよ!早く出て!おばあちゃん。そんなところ、入っちゃだめだって!早く出て!」
おばあちゃんはぽかんと聞いていた。
踏切を渡って、おばあさんのいる方へ。
「おばあちゃん、こちらへ来れますか」
「…花があるのよ。家から見えるから知ってたのよ。今だって私はちゃんとよけていたのよ。ちゃんと」
「うん、そうですね。でもね、今はあぶないからね。こちらへ来れますか」
「。」
踏切から出てきた。
大声で叫んだおじさんは「線路の中なんだからさ!」
と言って、私と目が会うと去っていった。
おばあさんは目が泳いでいて、落ち着きがなく、しばらく黙っていた。
そして「あんな風に言われたこと、なかったのよ」と言った。
「そうか。きっとおじさんは心配だったんです。ここ、電車が沢山くるからきっと心配なんです」
「私、家から毎日見てるの。だからよく知ってるのよ。いつも花が咲いていて、採れるって知ってるの」
知っている。
私も一年前に同じ花を摘んだ。線路の外からだったけれど。
5分くらいおばあさんと立ち話をしてたら、目がさめたように
「…あなたどちら様?どうしてここに?」と聞かれたので
郵便局へ行きます、おばあさん気をつけて、と言って去った。
おばあさん「ごめんあそばせ」
なんかふわついた、喜怒哀楽どれにもくくれない変な気分。
振込は支店名がわからず不発。
もう不発弾の気分で会社に引き返す。
踏切まで引き返し、おそるおそる線路内を見る。
おばあさんはいない。
よかった。
そうして踏切が上がるのを待っていたら、
向かいの家のベランダから、あのおばあさん。
…あ。
おばあさんは無表情のまま、持っていたバナナを剥いて、
その皮を線路に思い切り投げた。
線路の間に、ぼたり。
…え。
そして、線路を眺めてバナナを食べていた。
目が合ったかどうかの刹那の極みで、私は目をそらして会社へと戻った。
オウ、シュール。それ以外のなんでもね。
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2011年5月4日水曜日
usual trip in my brain
隣に立つ中年男性は、この電車に乗って何分経ったのだろうとか。
ドアの側に立つ女子高生の携帯ストラップは、何月何日からそこにぶら下がっているんだろうとか。
私が今手にしている本はこれまで何カ国の人が読んだのだろう、とか。
これまで自分が妄想に費やした時間を合計すると、生きた時間の何パーセントになるんだろうとか。
知らなくても困りはしないことばかりが目に映る。
だから電車に乗り込んですぐに本を開いて、
気づけばたいしたページも進まないまま
最寄り駅手前まで着いてたよ。
「さ、そろそろ行きましょうよ」
「行くってどこへ?」
「忘れたの?春と夏の間は夜に散歩しようって決めたでしょう」
「そうだったかな。実はよく覚えてないんだ、去年のことは。つらい年だったからね」
「人は大切なことを忘れていくものよ」
「でも君は散歩の事を覚えている」
「忘れたのね。私、その時は「どうかしら。行きたくなるかは春が終わらないとわからないわ」って言ったのよ」
明日は散歩したくなる気がするから、晴れてくれないかな。
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ドアの側に立つ女子高生の携帯ストラップは、何月何日からそこにぶら下がっているんだろうとか。
私が今手にしている本はこれまで何カ国の人が読んだのだろう、とか。
これまで自分が妄想に費やした時間を合計すると、生きた時間の何パーセントになるんだろうとか。
知らなくても困りはしないことばかりが目に映る。
だから電車に乗り込んですぐに本を開いて、
気づけばたいしたページも進まないまま
最寄り駅手前まで着いてたよ。
「さ、そろそろ行きましょうよ」
「行くってどこへ?」
「忘れたの?春と夏の間は夜に散歩しようって決めたでしょう」
「そうだったかな。実はよく覚えてないんだ、去年のことは。つらい年だったからね」
「人は大切なことを忘れていくものよ」
「でも君は散歩の事を覚えている」
「忘れたのね。私、その時は「どうかしら。行きたくなるかは春が終わらないとわからないわ」って言ったのよ」
明日は散歩したくなる気がするから、晴れてくれないかな。
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