「今日思うことを、明日も思えるか」と考えるときがある。
考えること常日頃そしてそのための記録。

2011年10月29日土曜日

今朝

朝。
部屋の戸を開けてリビングに出ると、ベランダのドアが空いていた。
庭にはすでに光が当たっていた。いい天気のようだ。
同居人がベランダにいた。私はドアの側までいって半分くらい顔を出した。
「おはよう」
「おはよう」
思った通り、よく晴れていた。



30分ほどそれぞれの時間を経過し、その後同居人はリビングで化粧をはじめた。
私は家政婦みたいな掃除用のワンピースに着替え、軽いコスプレ気分を味わいながら(シンデレラと言ったら誰か私を抹殺しますか?)、キッチンにいって溜まった食器を洗い、米をといで鍋で炊きながらコーヒー用のお湯を湧かした。
社長が金曜日にスタバにいくと貰うドリップ用の豆をよくもらっているのだ。
その間、同居人はずっとリビングのソファで化粧をつづけていた。


「あ、そういえば明日の時間、連絡しておいたよ」と私は言った。明日は複数の友達と久しぶりに会う約束がある。
「あ、ほんとに!?ありがとう」と彼女は一瞬こちらを向いた後、鏡の自分を見ながら言う(直接見てないけど動きでだいたいわかる)。
明日の集まりは夜の予定だが、急に同居人が明日の夜から山形へ出張に行かなければならなくなった。
私たちは、少し早めに集合できれば申し分ないと話をしながら、かといって急に時間を早めるなど仕切ってくれている子に悪いと感じたので、結局自分たちは少し早めに新宿に行っておくことだけ伝えて、2人でぶらつくもいいし、先に一杯呑むのも良いし、なんなら早く来れる人から会おうとか、まぁ適当にやろうと思ったのだ。

「うん、とくに何も付加せずに“17時半には新宿にいる”とだけ伝えたよ。」と補足した。
すると彼女は「素晴らしい」と言った。
「17時半までぶらぶらしてるとか、お茶してるとか、そんなこと付け加えたら変な気遣いされて集合時間が遅くなるとうまくいかないと思ったから」
「それがいい、素晴らしい」と彼女はまた感嘆した。
私は内心その返事がうれしくて、キッチンで林檎をかじりながらにわかに微笑った。




お湯が湧いたところで一旦火を止めて、冷蔵庫のマスカットをカットし青林檎の皮を向いて皿にもる。
お湯を再び沸騰させてポットに移し、豆をセットして一滴ずつ丁寧にドリップする(この瞬間の贅沢な気持ちはどうにも表現がむずかしい)
お米も吹き出したので弱火にしてタイマーをスタートする。
ぐつぐつ、プスプス、コポコポ、かちゃん、
とんとん、シャリシャリ、そっ、と。
今は朝で、天気は晴れで、外は静かだ。こうして私がキッチンにいて、もうひとりが後ろのリビングで、
それぞれがもつ自分のことに向かっている。

ドリップを終えようとした時に、ふいに同居人がつぶやいた。
「だれかがキッチンでそうして何かしていて、それで自分がこうしているのが、いいかんじ」
そうなの。その通りなの。私もそう思っていたのだよ、今まさにね。
「ほんとだね」
私は心をこめて返事をした。ドリップし終えたコーヒーをステアしながら微笑った。





あとがき


本当に起きた今朝の出来事。この二つの会話のおかげで、朝の調子をぐっと支えられた気がする。
(だって同居人が出かけたあとも、お昼ご飯のオムライスを丁寧においしく作れたから。)

言葉にした瞬間から伝わりきらない表現が存在する。
ある意味では、今朝みたいな会話に存在しえるシンパシーは言葉の反対の面であり
それは裏でも表でもなく、ただ対面しえない対の存在なのかなぁと思いました。


なんつて : p
tone

2011年10月18日火曜日

寝付けぬ夜の ひとりごと

会話して会話して会話して
会話を要求されて 言葉を使い果たして
もう後半なんざ 気持ちもない
ただ 日本語と認識できるだけの声でしかない。

よく喋るよ 確かに。私。
けど、何を言うか言わないか、
どう言うか言わないか、
定まらないまま会話を続けなければいけないのは、好きじゃない。
そして何よりも、それは恐ろしいほど体力を奪う。

あの時、私から罪もなく発されて、
そして私自身に存在を否定されてしまった言葉たちが、
寝る前になると、成仏できない幽霊みたいに
枕元に来ては

「うらめしや」と言う。

ひとつずつ丁寧に対応してやらないと
ずっと枕元でぶーぶー言っている。
細かいことをいちいちと、ちっちゃなやつだなぁ。
さすが身から出た、君たちだ。

私なりに真意に接してるつもりだけど、
いちいち相手してると、本当、眠れないんだ。
君たち。
tone

2011年10月7日金曜日

Thanks a lot

S
Thanks for give me delightful life.
He build the bold history of PC's font as well as all PC.
And now, he became the History none other than himself.
I grew up with the Macintosh first type since I was a child.
I loved that, and above all, I LOVED "Kid Pics". I usually played with it.
I never forget those memories.

It's really thanks to you.
R.I.P 安らかに。

tone

2011年10月3日月曜日

収拾

今日は、自分の思ったことと、放った言葉のシンクロがどうも良くなかった。
思ったことを口にしたはずなのに、それは一見変な言い方だ。

気持ちと放つ言葉がそれぞれ10センチだったとして、
どれも3センチくらいずれて重ねてしまったような、そんな感じだった。
疑問に思い始めてから考えてみた。
何かを見て感じるものの、個々のボリュームが今日は大きくて、
地震から思っていたことや、原発の今の状況や、
普段そこまでできない、埋もれてしまった情報の掘り起こしや、
それから、くつろいでいながらも、どうして自分はクラシックが好きなのか不思議に思って、
クラシックの成り立ちと自分を照合して、その心理とか考えて。

そんなことしていて、整理しきれないまま、それでもその良さとか大きさを表現したくなって
整理して説明しようとした。
ただ、やってみたら、それがなんとも噛み切れない気分にさせた。
真剣なのにどうしてこんなに表現できないんだろう、と軽く悩みかけたが、
今ここで書いてみたら、どうだろう、謎は解けた気がする。

まだ整理しきれてない。
それくらい、一日インプットな日であった。
そのどれもが、いい加減にこぼさずに、自分に落とし込みたいものであった。
それで、今の自分にはそれらをある時間までに処理するスペックが足りなかったんだ。

よーし解くぞ、かならず。
それでまた広げたいんだ世界。

tone